健康の秘訣はサウナ

2022年7月13日

ここ1、2年で空前のサウナブームが来ていると言っても過言ではありません。

多くの芸能人の方々もサウナ好き(いわゆるサウナー)であることを宣言し、自分のおすすめのサウナを紹介したりして、サウナシーンが非常に盛り上がってきています。

そこで、改めてサウナの良さを再確認するためにサウナのメリットをいくつか紹介していきたいと思います。

 

リフレッシュ効果

まず、代表的なサウナの効果としては、運動後に得られるような爽快感とリフレッシュ効果です。

医学研究でも25分間のサウナ浴と30分間の休憩によって心臓にかかる負荷は、中程度の強度のエアロバイクを漕いだ人々にかかる負荷と同程度であることが証明されています。

つまり、サウナには、軽いトレーニングを行うのと同程度の心臓や血管を鍛える効果があるということです。

また、サウナ→水風呂→外気浴というサイクルを繰り返すことで、交感神経と副交感神経が刺激され、いわゆる「ととのう」という感覚を経験することができます。

血流の変化により、身体の凝りがほぐれ、全身のだるさや疲れがとれ、頭がシャキッとスッキリします。

自分も最近になり、何度か足を運んでいますが、毎回最高にリラックスできて身体も頭もスッキリした気持ちになります。

 

 

良質な睡眠が得られる

現代のストレスフルな社会において、睡眠の質が上がらず、眠れない日々が続いている人が多いのでないでしょうか。

睡眠不足の状態は飲酒時の状態と同程度という説もあるくらいなので、十分な質の良い睡眠を取ることが大切なのはいうまでもありません。

ちなみにフィンランドでは、「サウナに入れば睡眠薬は必要ない」と言われるほど、サウナの睡眠効果は高いです。

医学研究でも、サウナに入ることで脳や身体の疲労を回復させる深い睡眠の割合が増加することが明らかになっています。

自分は元々寝付きがかなり良い方だったのですが、仕事が忙しくてなかなか眠れない時期がありました。しかし、そのような状態でもサウナに入った後は寝付きも早くなり、朝起きた時の熟眠感が段違いに改善されたのを覚えています。

 

免疫力の向上

習慣的にサウナに入ることで、風邪に引きにくくなることが医学研究で証明されています。

現在はコロナ禍で自分の体調管理の重要性が高まっています。普通の風邪になった場合でもPCR検査は避けられないですし、発熱した状態で医療機関を訪れるのも体力的に辛いものがあります。仕事を休むことで、周りの人に迷惑をかけてしまいます。個人はもちろん、社会への経済的な損失も大きいですよね。

そんな中、サウナに入ることで、免疫力を向上させて風邪にかかるリスクを減らすことは、非常に有益ではないでしょうか。

 

実は水風呂がメイン?

身体を温めた後、水風呂で冷やすと身体に強い刺激が加わり、健康に良い効果が得られます。

ただし身体への刺激が強いため、高血圧の人は要注意です。

 

特に悪いところもないのに、身体がだるくて活力がわかないという人は、自律神経が乱れている可能性があります。

高温のサウナ室のあとに水風呂に入り、自律神経を刺激して働きを活発にすると、心身のバランスが調整されて活力がわきます。

 

・皮膚が引き締まる⇒湯冷めしにくくなる!

水風呂に入ると、冷たさに反応して血管や毛穴が収縮する。身体の中の熱は血液によって運ばれ、毛穴や皮膚から発散されるが、血管や毛穴が収縮しているときは熱が発散しにくい。体温が保たれるため、水風呂に入ると湯冷めが防げる。

 

 

血圧が上昇・下降する⇒低血圧が改善する!

高温のサウナ室では血管が拡張し、血圧は低い状態になっていますが、水風呂に入ると血管は急激に収縮し、血圧が上がります。

これを繰り返すうちに心臓と血管のポンプ機能が鍛えられるため、血圧が正常値に近づき、低血圧改善につながります。

 

さいごに

サウナについて様々なメリットがあることがお分かり頂けたかと思います。今回紹介しきれなかったものもまだまだありますし、サウナには無限の可能性が秘められていると思います。

今後ますまずサウナシーンが盛り上がっていくことが予想されます。ぜひ皆さんもサウナーの仲間入りをしてみてはいかがでしょうか。

健康